容姿が理由で私だけに重労働を課せられた話

\仕事に就くためには身長・体重などのサイズや、顔を構成するパーツが美しくて整っているかなど、容姿が重視されることが当たり前のように多いです。
実際にCAなどの航空業界は、身長が公表されていない条件とたった1㎝違うだけで、書類選考に落ちると就職情報誌で読んだ記憶があります。
現在の私の身長は187㎝と平均的な日本人男性よりも高く、集合写真を撮ると頭1つ分抜きん出ています。
それだけの理由で、私だけに重労働を課せられた話をしますが、あなたならどう思いますか?

あのカジュアル衣料品は「変な服ばかりの倉庫」です。
毎日、荷受けと呼ばれる、トラックからショッピングモールの駐車場に降ろされた段ボール100個分を店舗のバックヤードへ運ぶのを私だけに指示されました。
私の肩よりも高く積み重ねられた段ボール箱を、トラックから次々と降ろされ台車に載せてバックヤードへ運ぶのが重労働だったと想像できると思います。

売り場に立てないのは接客が下手だからと思ってしまうかもしれません。
当時の社長・現在の会長から売上貢献賞を表彰されているので、下手だとは誰も思いません。
私の接客・集客法が間違っていると誰も思いません。
むしろ、コンビニの店長の時の経験に基づく方法を欲しかったようです。
再来店につなげるためファンを育てること、という店長達の考えに共感して日々働いていました。
それでも、生意気だと嫉妬するかのように誰かから売り場での業務を外されたのだと思います。

当時の主力商品は、秋冬はフリース、ゴールデンウイークから夏の時期はポロシャツでした。
あまりにも独特な色づかいやデザインで明らかにわかってしまいます。
もしもデートに着て来たら即別れるという位、チープで洗練された雰囲気はゼロでした。
首のタグをハサミで切って、ブランド名を隠すのが流行っていました。
勤務しない時は、他社製の私服に着替えるか上にコートを着て隠していました。

「うまい・やすい・はやい」のキャッチコピーの牛丼のようだと「ファストファッション」のジャンルに、勤務していたブランドが含まれるのは光栄です。
が、会社名を日本語訳すると、肉や魚などのように「速く取り扱う」になります。
そのため、段ボール箱100個を台車に載せて運んでいると、通りすがりのお客様が小声で「ダサい倉庫の低賃金労働者」で言われることがしばしばありました。
まさにその通りの仕事ぶりであり、生活を営んでいました。
このような作業中はエプロンをかけていました。

退職数日前にエプロンを廃止するよう進言したのは私で、現在はありません。
名札も廃止して、代わりにオフィスワーカーのIDカードのように首から下げています。

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